【就活】金融希望者必見!リアルな地方銀行員の1日・給与とは?
「お堅い仕事」の上位ランキングに食い込む銀行員。世間からは「安定している」「間違いない」仕事として認められている銀行員ですが、その実情とは?
元地方銀行員だった筆者が、リアルな1日の流れと給与などを隠すことなく公開!
地方銀行に内定!この後どうなる?
まず銀行に内定すると、決まるのが所属先。さまざまな支店に同期が散らばっていきます。
だいたいは、男女問わず窓口などの預金業務からスタート。2年目以降から学歴に応じて融資担当や渉外(営業)担当へと移動していくパターンが多いのではないでしょうか。そして、その移動にも男女差があるのが実情。うーん、よろしくないですね。
恐らく1年目で経験するであろう預金担当の一日について、時間を追ってみていきましょう。筆者(地方銀行を2か所経験)の体験談も混ざっています。
1:預金担当の一日
8:00 出社
オンライン端末や出納機・ATMなどの立ち上げ業務や、来客用のお茶の準備など一日の準備をします。場所によっては朝礼や朝の掃除を行うところも。(銀行によってまちまちでした)
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9:00 開店
お客様が来店されます。入出金や振込、税金支払いや住所変更など、仕事内容は多岐にわたります。来店数やお客様の依頼内容によって忙しさは大きく変わります。
会社が給与の受取日に設定している五十日(ごとび。5と10のつく日)は比較的忙しくなる傾向にあります。
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12:00 昼食
自分の抱えている仕事や、窓口の煩雑具合によって時間帯を選んでお昼ご飯を食べます。窓口担当者間でローテーションにしているケースが多いです。(筆者が在職中は、1時間の規定でしたがなぜか40分で業務に戻らされていました。上司によって変わる、いわゆる支店ルールが多いようです)
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15:00 閉店
閉店と同時に、早急に締め上げ作業に入ります。
入出金・税金・振込のオペレーションした金額と現物が合っているか、記入漏れはないかなど、伝票一枚一枚をチェックします。ここで1円でも金額が合わないと、基本的には合うまで帰れません。
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17:00 勉強会など
締め上げ作業が終わったら、明日に向けての準備や自分自身のマニュアル作成、勉強会などがあります。
筆者の支店では月に一度実績検討会議(目標値に対してどれだけ実績があるのか、まあノルマ関係の話)や、業務勉強会(金融機関はコロコロ内部ルールが変わります。その都度勉強会を開いて業務の確認をします。これがまあ多かった)がありました。
2:1年目のリアルな給与
筆者の入社1年目の給与は、手取りで約13万でした。
…え、低くない?
もちろん、地域や会社自体の規模感、学歴や業務内容によってまちまち。
筆者の周りの地方銀行員(本当に地方です)の平均初任給手取り額は、13万~18万ほどでした。人によっては「え、11万なんだけど…?」って人も。
では、年齢に応じて給与は上がっていくのか?気になるところですよね。
筆者が退職する際(6年間勤務)の給与の上がり幅は、2万円ほどでした。
え…?安すぎない?
職種転換や、昇格のタイミングで給与が上がることがほとんどで、基本的なベースアップはあまり期待できません。主任クラスに就くようになってから、ようやく20万を超えてくるイメージです。(何度もいいますが、ド地方の銀行員です)
金融業界のリアル
いかがでしたでしょうか?
銀行員は、昔ほど「待遇のいい仕事」にはなっていないのが現状。
しかし深夜まで働くことや、休日出勤になることは少なく、比較的時間管理がされている仕事とも言えます。(正直この部分は支店や上司次第です)
今回の記事で、地方銀行員のリアルが伝われば幸いです。
今後もたまに銀行関係の記事をアップしますので、ぜひご覧くださいね!